第22回多言語化現象研究会

(多言語社会研究大会との共催)
2005年121日−22日

会場:大阪市立大学文化交流センター (大阪駅前第2ビル6)

<プログラム>

2005年121日(金)

12:00
15:00 
  特別プレ企画:「田中克彦氏、1950年前後を語る」
   
(「シベリヤ物語」(ソ連映画114分)上映後)
  
司会:土屋礼子(大阪市立大学)・インタビューアー:倉片啓(大阪大学大学院)

15:30
18:00 シンポジウム「危機言語と多言語社会研究」
 パネリスト:庄司博史(国立民族学博物館)
 真田信治(大阪大学)
 田中克彦(中京大学)
 司会: 原 聖(女子美術大学)

19:00
〜   懇親会(会場未定)         
     
●1
22日(土) 
10:00
12:00 講演会 
 「カクチケル語(中米グアテマラ・マヤ系言語)に未来はあるのか?」
 講演者:太田好信(九州大学)
 司会:砂野幸稔(熊本県立大学)

13:00
14:30 個別研究発表会 第一部
A会場>
 司会:安田敏朗(一橋大学)
 
報告者:
・札埜和男(京都府立八幡高等学校):「方言意識の実証的データの紹介および方言意識を巡る仮説〜『日本語観国際センサス・日本調査(1998)』より」
・倉片 啓(大阪大学大学院):「ことばの民主化と国民化--1950年代の国分一太郎における〈標準語〉の完成」
・岩村博史(早稲田大学大学院):「日本における英語の早期教育と英語帝国(優越)主義の関係性」

B会場>
 司会:佐野直子(名古屋市立大学)
報告者:
・柿原武史(大阪大学大学院):「スペイン・ガリシア地方における二言語併用と言語教育政策についての一考察アンケート調査結果の中間報告を中心に
・石部尚登(大阪大学大学院):「ベルジシスム排斥論における「方言」の語られ方−同じく「方言」と呼ばれる2つのことば−」
・鴨志田聡子(中京大学大学院):「イディッシュ語の存続について」

14:40
16:10 個別研究発表会 第二部
A会場>
隆(明海大学) 
・綱島(三宅)郁子(同志社大学):「戦前戦時中の日本国内におけるマレー語学習書とその背景−宗教語彙の扱い方を中心に−」
・須田風志(大阪大学大学院):「日本語教育能力検定試験に見る『包摂/排除』」
・仲 潔(大阪大学大学院):「英語の「負」の歴史と「英語学習者像」:中学校英語教科書の分析を通して」

B会場>
司会:定松文(広島国際学院大学)
・小川 敦(一橋大学大学院):「ルクセンブルクの社会と言語現代の言語状況から、1984年言語法成立前後(特に言語団体)を考えてみる」
・寺尾智史(神戸大学大学院):「欧州周縁部における言語マイノリティーの言語権取得と保全活動の動向〜ポルトガルを中心に〜」
・佐藤尚子(中部大学):「民族語継承活動と聖書協会世界連盟(United Bible Societies)−タンザニア・キリマンジャロ州テマ村を事例に−」

16:20
17:00 総合討論
司会:ましこ・ひでのり(中京大学)