第2回多言語化現象研究会研究大会 
 
(チラシ)

(プログラム)
予稿集最終版

10:30開場、10:45〜18:30


2011年3月26日(土) (関西学院大学梅田サテライト)
(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階、阪急「梅田駅」下車)


テーマ「多言語化する日本語−移民言語とのかかわりにおいて」

キーワード: 言語接触・エスノレクト・移民言語・ゆれる言語規範・溶解する日本語
  参加費 1000円資料代込み・ただし資料を自分でダウンロードする場合は500円のみ

参加希望者は「大会参加希望」と件名に表示し、なまえ・所属を3月24日(木)までにお申し込みください。
その際資料必要の有無も明記ください。
tagengoka-gensyoo●idc.minpaku.ac.jp (●のところを@に置き換えてください)

共催: 科研「多言語社会における移民言語状況と移民言語政策の国際比較」


第1部【研究発表】 11:00〜14:55     総合司会:藤井幸之助(神戸女学院大学非常勤講師)
 (研究発表要旨)
■「明治にみる横浜の言語景観」 早坂直記(明海大学大学院博士前期課程)(11:00−11:25)

■「エスニック・メディアと移民言語−在日中国人の事例−」 中野克彦(立命館大学非常勤講師)(11:25−11:50)

■「日本語使用によるハワイのローカル・アイデンティティー構築」 古川敏明(ハワイ大学マノア校言語学研究科博士課程) (11:50−12:15)

(※各自昼食12:15〜13:30)


■「海外における日本語教育の様相に見る「現地語」の格差−日本語教師に「外国語能力」はどこまで必要か−」 平畑奈美(滋賀大学国際センター専任講師)(13:30−13:55)

■「地方都市活性化政策により出現した多言語社会の現状−観光と大学誘致による外国人受け入れ政策を選択した別府市の事例−」 柿原武史(大分大学経済学部准教授(13:55−14:20)

■「ベルギーのフランス語共同体の政策を例に言語の『多言語化』を考える−『母語話者のもの』から『みんなのもの』へ−」 石部尚登(東京外国語大学研究員)(14:20−14:45)

第2部【シンポジウム・全体討論】15:00〜18:30 司会進行:庄司博史(国立民族学博物館教授)
   
(シンポジウム発表要旨)
■「「台湾方言」の誕生−言語接触の場としての植民地−」
                               安田敏朗
(一橋大学大学院言語社会研究科准教授)

■「日本語教育は多言語化した日本語を教えられるのか」 川波都季(秋田大学国際交流センター准教授)

■「在日ブラジル人が話す日本語の変容」       重松由美(名古屋大学非常勤講師)

■「第一・第二言語、生活言語、共通語…「多言語化」する日本語」
                    オストハイダ, テーヤ/Teja Ostheider(関西学院大学法学部准教授)

■「日本語の多言語化? ドイツ語の視点からの考察」  山下 仁(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)

                                           (終了後、懇親会)