● 第87回研究発表会
日時:2024年6月23日(日) 14:00~17:00
場所:場所:関西学院大学梅田キャンパス 1408番教室(アプローズタワー14階)(対面とオンライン(Zoom)併用)
第1報告 14:00-15:20
題目:ドイツにおける移民・難民の言語習得
報告者:鳥羽美鈴(関西学院大学社会学部)
第2報告 15:40-17:00
題目:言語的少数派の生徒のリアリティ――社会言語学と教育社会学に基づく複眼的な考察から
報告者:王一瓊(お茶の水女子大学基幹研究院)
● 第86回研究発表会
日時:2024年3月31日(日) 14:00~17:00
場所:関西学院大学梅田キャンパス 1406番教室(アプローズタワー14階)(対面とオンライン(Zoom)併用)
第1報告 14:00-15:20
題目:【事例報告】伝統芸能は地域言語を支えられるのか?
報告者:前田達朗(大阪産業大学)
第2報告 15:40-17:00
題目:在日朝鮮人と朝鮮語100年史 ① 済州(チェヂュ)島方言編
報告者:宋実成(ソン・シルソン、「題名のない講演会」弁士・猪飼野セッパラム文庫スタッフ)
● 第85回研究発表会
日時:2023年12月9日(土) 14:00~17:00
場所:場所:大阪大学豊中キャンパス人文学研究科A棟2階大会議室(対面とオンライン(Zoom)併用)
第1報告 14:00-15:20
題目:【新刊紹介】『ソーシャルビジネスで拓く多文化社会』(明石書店、2023年)
報告者:吉富志津代(武庫川女子大学)
第2報告 15:40-17:00
題目:語学教材における「年齢を尋ねる」行為を巡る言説――批判的日本語教育の観点からの一考
報告者:吉井雄樹(関西学院大学言語コミュニケーション文化研究科博士課程)
● 第84回研究発表会
日時:2023年9月30日(土) 14:00~17:00
場所:場所:大阪大学豊中キャンパス人文学研究科A棟2階大会議室
第1報告 14:00-15:20
題目:「ことばなおし」という企て――弁護士・森馥と1930年代の言語運動
報告者:安田敏朗(一橋大学大学院言語社会研究科)
第2報告 15:40-17:00
題目:「継承語」に対する意識の諸相――個人内の複数言語の位置づけに着目して
報告者:太田真実(大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程)
● 第83回研究発表会
日時:2023年7月22日(土) 14:00~17:00
場所:場所:大阪大学豊中キャンパス人文学研究科A棟2階大会議室
≪第1部:多言語化現象研究会の歩みとともに庄司博史さんの業績をふりかえる≫
【庄司博史さんのお仕事と発題者】 司会・概要説明:前田達朗(大阪産業大学)
〇共同研究「近代における象徴としての言語」(1995-1997):安田敏朗(一橋大学)
〇特別展示「多みんぞくニホン」(2004):吉富志津代(武庫川女子大学)・藤井幸之助(NPO法人猪飼野セッパラム文庫)
〇『まちかど多言語表示調査報告書』(2006):中谷潤子(大阪産業大学)
〇共同研究「日本における移民言語の基礎的研究」(2007-09)/共同研究「日本の移民コミュニティと移民言語」(2010-14):テーヤ・オストハイダ(関西学院大学)
〇『多言語社会日本―その現状と課題』(三元社、2013):山下 仁(大阪大学)
〇『顕在化する多言語社会日本―多言語状況の的確な把握と理解のために』(三元社、2020):福永由佳(国立国語研究所)
≪第2部:庄司博史さんを偲びつつ、今後の研究会のあり方について考える≫
窪田 暁(奈良県立大学)/中田梓音(京都芸術大学ほか)/参加者全員で自由討議
【庄司博史(1949-2023)日本の言語学者。国立民族学博物館名誉教授。専攻は言語学(主に社会言語学)・ウラル語学・言語政策論・移民政策論。業績等はこちらをご覧ください。https://researchmap.jp/read0096171】
● 第82回研究発表会
日時:2023年3月26日(日)
場所:Zoomによる開催
報告1 14:00~15:20
タイトル:海を渡ったハングル- -マクロ社会言語学から見るブトン島チアチアの言語実践
報告者:金孝珍(早稲田大学文学学術院助手)
報告2 15:40~17:00
タイトル:中国の新高等学校学習指導要領における外国語科に関して
報告者:楊晶晶(大阪大学大学院人文学研究科招へい研究員・西安外国語大学日本文化経済学院講師)
● 第81回研究発表会
日時:2022年1月8日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
報告1 14:00~15:20
タイトル:大学生の受動的な言語接触――「見せる調査」「聞かせる調査」の結果から
報告者:高木千恵(大阪大学)・福永由佳(国立国語研究所)・高橋朋子(近畿大学)・三井はるみ (國學院大學)・吉田さち (跡見学園女子大学)・鑓水兼貴(国立国語研究所)
報告2 15:40~17:00
タイトル:「しんどい(子)」という包括的捉え方が抱えるジレンマ――関西圏N高校における言語的少数派生徒への支援を例に
報告者:王一瓊(大阪大学大学院人間科学研究科特任助教)・榎井縁(大阪大学大学院未来共創センター特任教授)
● 第80回研究発表会
日時:2022年9月25日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
報告1 14:00~15:20
タイトル:中国雲南省麗江の国際化と多言語化がトンパ文字に及ぼした多面的影響に関する考察
報告者:高茜(カオ・チエン)(国立民族学博物館外来研究員・雲南芸術学院教授)
報告2 15:40~17:00
タイトル:猪飼野(いかいの)セッパラム文庫の取り組み――多民族共生社会の実現に向けて
報告者:藤井幸之助(NPO法人猪飼野セッパラム文庫代表理事・同志社大学嘱託講師)
● 第79回研究発表会
2022年6月26日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
報告1 14:00~15:20
タイトル:多様なルーツをもつ子どもたちの「今」を考える
報告者:佐々木マリアナ春美(放課後教室「マリアナ教室」運営)
報告2 15:40~17:00
タイトル:宮崎における日本語教育と多文化共生について
――海外で「外国語としての日本語」教育に従事してきた教員がみる日本の「日本語教育」「多文化共生」の行方
報告者:松永稔也(宮崎大学多言語多文化教育研究センター)
● 第78回研究発表会
2022年3月27日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
第一報告 14:00~15:20
報告者:道上史絵(津山工業高等専門学校/大阪大学大学院言語文化研究科日本語日本文化専攻博士後期課程)
タイトル:なぜ技能実習生は日本語学習に“投資”しないのか――ベトナム人技能実習生の語りに着目して
第二報告 15:40~17:00
報告者:藤井久美子(宮崎大学多言語多文化教育研究センター)
●
第77回研究発表会
2021年12月19日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
「ましこ・ひでのり」という衝撃―これからも学びつづけるために 14:00~17:30
【第0部】 映画『COME&GO/カム・アンド・ゴー』 (2020年、158分、日本・マレーシア)
大阪市北区中崎町を舞台に展開される多民族・多言語の世界を描く
リム・カーワイ/林家威(映画監督) マレーシア出身。大阪大学基礎工学部・北京電影学院卒業。神出鬼没・旅する映画作家。
【第1部】 「わたしたちの社会言語学研究にあたえた影響」
柿原武史(関西学院大学)
中島武史(大阪府立だいせん聴覚高等支援学校)
布尾勝一郎(立命館アジア太平洋大学)
仲 潔(岐阜大学)
進行:山下 仁(大阪大学)
【第2部】 沖縄での「ましこ・ひでのり」
石原昌英(琉球大学)
パトリック ハインリッヒ/HEINRICH Patrick(ヴェネツィア大学)
進行:前田達朗(大阪産業大学)
● 第76回研究発表会
2021年9月26日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
第一報告 14:00~15:20
報告者:佐野文哉(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
タイトル:フィジーのろう者をとりまく複言語的状況
第二報告 15:40~17:00
ポポヴァ・エカテリーナ(大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程)
タイトル:医療現場における業界用語の機能および業務上の役割
● 第75回研究発表会
2021年6月27日(日) オンライン会議システム (Zoomによる)
第一報告 14:00~15:20
報告者:石原弘子(多言語絵本の会RAINBOW代表)
タイトル:多言語電子絵本の紹介と、図書館への期待
第二報告 15:40~17:00
報告者:王一瓊(大阪大学人間科学研究科附属未来共創センター特任助教)
タイトル:「やさしい日本語」とインポライトネス
● 第74回研究発表会
2020年12月13日(日) オンライン会議システム Zoomによる
第一報告 14:00~15:20
報告者:三好直美(関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科博士課程前期)
題目:「日本語教育の中で歴史を扱う可能性
―ドイツ語・フランス語教育における文化事情の扱い方からの提案―」
第二報告 15:40~17:00
報告者:井上 徹(一橋大学大学院言語社会研究科特別研究員)
題目:「「やさしい日本語」はやさしいか」
● 第73回研究発表会
2020年12月13日(日) オンライン会議システム Zoomによる
【報告1 14:00~14:40】
地域日本語教室が「居場所であること」―
―外国にルーツをもつ子どもとボランティアとの相互行為分析
松本理沙(関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科博士課程前期2年)
【報告2 15:00~15:40】
複数言語環境で育つ子どものアイデンティティ形成過程―
―幼少期に来日したSの母語に着目して
太田真実(大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程1年)
【報告3 16:00~16:40】
共生のための複言語力を育むための言語教育
西貝理恵子(国際ことば学院外国語専門学校)
● 第72回研究発表会
2019年9月15日(日) 関西学院大学梅田キャンパス 1003号教室
【報告1】
言語政策におけるシステムとアクターの相克
―東京都「日本語指導」の半世紀に焦点を当てて
山本佳奈(一橋大学大学院社会学研究科修士課程2年)
【報告1 14:35-15:55】
「居酒屋における喫煙者の言語行動」
中田梓音(国立民族学博物館外来研究員)
【報告2】
迷走する外国人高度人材の受け入れ
―高度人材ポイント制による出入国管理上の優遇制度に焦点を当てて
沈吉穎(シェンチーイン)(大阪大学言語文化研究科博士後期課程1年)
● 第71回研究発表会 創立20周年記念研究会
2019年6月23日(日)関西学院大学梅田キャンパス 1005号教室
【あいさつ】13:00-13:15
「創立20周年をむかえて」庄司博史(国立民族学博物館名誉教授)
【特別報告】13:15-13:55
「盲ろう者のコミュニケーションと様々な相違、生活をしていて思うこと」
木村 敬(大阪盲ろう者友の会立ち上げ時メンバー)
木村美代(盲ろう者・大阪盲ろう者友の会会員)
【コメント 13:55-14:20】:山下仁(大阪大学教授)・中島武史(大阪府立中央聴覚支援学校教諭)
【報告1 14:35-15:55】
「居酒屋における喫煙者の言語行動」
中田梓音(国立民族学博物館外来研究員)
【報告2 16:10-17:30】
「台湾の学校カリキュラムにおける移民受け入れに伴う言語教育の変質
―日本との比較の視点を含む一研究―」
宮崎大学語学教育センター 藤井久美子
● 第70回研究発表会2018年12月8日(土)奈良県立大学地域交流棟2階中研修室
第一報告
報告者:安田敏朗(一橋大学)
題目:「となりの朝鮮文字――関東大震災・選挙・投票」
第二報告 (エクスカーション)
報告者:窪田暁(奈良県立大学)
題目:奈良市中心部の観光言語景観をめぐるエクスカーション
● 第69回研究発表会2018年9月29日(土)関西学院大学梅田キャンパス
第一報告
報告者:伊奈垣圭映(いながきよしえ)(梁佳惠(りょうよしえ))さん(華僑5世・公立小学校教師)
題目:「日本における中華学校と大阪府内の公立学校での日本語指導の実践について」
第二報告
報告者:札埜(ふだの)和男さん(岡山理科大学教育学部)
題目:「方言教育と国語科教員に見る「国語」意識」
● 第67回研究発表会2018年3月11日(日)関西学院大学梅田キャンパス 1004室
第一報告
報告者:朴苑眞(同志社大学グローバルコミュニケーション学部4回生)
テーマ:近現代中国朝鮮族の研究――教育とアイデンティティを中心に
第二報告
報告者:白皓(南山大学大学院人間文化研究科博士前期課程)
テーマ:漢字接触場面から考える漢字教育――非漢字圏出身の地域生活者を中心に
第三報告
報告者:安田敏朗(一橋大学)
テーマ:「15円50銭」試論
● 第68回研究発表会2018年7月7日(日)大阪大学豊中キャンパス言語文化研究科 A棟2階大会議室
第一報告
報告者: 報告者:庄司 博史(民族学博物館)
題目:「観光言語学」をとりまく風景
第二報告
報告者:かどや ひでのり(津山高専)
題目:20世紀前半の日本におけるエスペラント運動の評価---人類人主義・平和主義・ファシズム---
● 第67回研究発表会2018年3月11日(日)関西学院大学梅田キャンパス 1004室
第一報告
報告者:朴苑眞(同志社大学グローバルコミュニケーション学部4回生)
テーマ:近現代中国朝鮮族の研究――教育とアイデンティティを中心に
第二報告
報告者:白皓(南山大学大学院人間文化研究科博士前期課程)
テーマ:漢字接触場面から考える漢字教育――非漢字圏出身の地域生活者を中心に
第三報告
報告者:安田敏朗(一橋大学)
テーマ:「15円50銭」試論
● 第66回研究発表会2017年12月17日(土曜日) 大阪大学 言語文化研究科 A棟2階大会議室
第一報告
報告者:王一瓊(大阪大学言語文化研究科言語文化専攻 博士前期課程)
テーマ:外国にルーツを持つ子どもと教師のコミュニケーション
― ―教科内容に関するコミュニケーションの諸相について――
第二報告
報告者:中尾未来(大阪大学文学研究科文化表現論専攻日本語学専門 博士前期課程)
テーマ:「在日コリアン3世」のライフストーリー
――名前・言語とアイデンティティの関わり――
● 第65回研究発表会2017年9月23日(土曜日) 関西学院大学梅田キャンパス
第一報告
報告者:林貴哉(大阪大学大学院文学研究科博士前期課程)
タイトル:在日ベトナム難民1世の社会参加と複言語使用
第二報告
報告者:井上徹(一橋大学大学院言語社会研究科博士課程)
タイトル:日本語教師はプロか
● 第64回研究発表会2017年6月24日(土)大阪大学豊中キャンパス言語文化研究科B棟2階大会議室
第一報告
下 朋世(大阪大学大学院)
「ケチュア語・スペイン語バイリンガルの言語観―クスコ市でのインタビューから―」
第二報告
花井理香(関西学院大学大学院研究員)
「国際結婚家庭の言語使用の変遷―在韓日本人母を中心にー
● 第63回研究発表会 2017年3月18日、19日 関西学院大学梅田キャンパス
共催:琉球継承言語研究会(第9回シンポジウム)・大阪大学未来共生イノベーター博士課程プログラム 「ディアスポラのことば?シマをはなれたシマことば」
★プログラム要旨ダウンロード
開会の挨拶 パトリック・ハインリッヒ(ベネチア大学)
基調講演① 金城 馨(関西沖縄文庫主宰)「関西沖縄文庫の活動とその歴史」
研究発表① 宮本愛梨(スペイン語通訳翻訳者)「越境する踊りと人―ズンバとマリネラの例から」
研究発表② 宮良信詳(琉球大学)「しまくとぅばの普及に関する最近の動向と課題」
研究発表③ 藤井幸之助(同志社大学)「在日朝鮮人コミュニティにおける言語継承の歴史と現状」
研究発表④ 仲田幸司(大阪大学大学院) 「沖縄の高齢者介護施設におけるしまくとぅば使用の意義~言語使用実態の考察を通じて~」
研究発表⑤ 崎原正志(琉球大学大学院) 「英語で学ぶウチナーグチ教科書"Rikka, Uchinaa-nkai" の現状と課題、今後の展望について」
研究発表⑥ 國吉眞正(沖縄語を話す会)「開かれたコミュニティ『沖縄語を話す会』~今何が問題で、どう解くかを考える~」
研究発表⑦ 野上恵美 (神戸大学) 「在日ベトナム人2世の言語環境について―「喪失」したものはなにか?」
研究発表⑦ 野上恵美 (神戸大学) 「在日ベトナム人2世の言語環境について―「喪失」したものはなにか?」
ミニシンポジウム「シマをはなれたシマことば」
基調講演② 前田達朗(大阪産業大学)「琉球弧出身者と朝鮮出身者コミュニティの異同とその言語?オールド・カマーであること」
パネルディスカッション 石原昌英(琉球大学)・安田敏朗(一橋大学)・前田達朗(大阪産業大学)
閉会の挨拶 庄司博史(多言語化現象研究会)
● 第62回研究発表会 2016年10月30日 関西学院大学梅田キャンパス
中田梓音(国立民族学博物館)
「スナックにおける接客と言語ストラテジー」
オストハイダ テーヤ(関西学院大学)
「『統合』と『インクルージョン』の狭間で―ドイツの就学前ドイツ語能力検定制度をめぐって―
● 第61回研究発表会 2016年7月9日 (大阪大学言語文化研究科)
安田敏朗(一橋大学)
「読まなくてもわかる『漢字廃止の思想史』(平凡社 2016年)――自著解題――」
寺尾智史(宮崎大学)
「初等義務教育での英語と漢字――その3」
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